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ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」&第6番「田園」

『吼える「運命」!歌う「田園」!』
今までのカラヤンの「運命」の中でも随一の出来だと思います。
デジタル録音により音質の不安が消え、思い切った演奏が可能になったからでしょう。
70年代の録音よりも派手さ、かっこよさが格段に上がった第4楽章の冒頭は咆哮のよう。
有名な第1楽章でも、カラヤン得意のレガート奏法による重厚な響き。
カラヤンはこれが自分の最後の「運命」になる、と予感していたように思われます。
決してベートーヴェンという巨人の影に隠れない、いや、寧ろその巨人そのものを表したダイナミックな演奏だと思います。

「田園」はこの運命と対称的な明るく牧歌的な感じ。
自然という言葉を表すかのようなうっとりとする演奏です。
田園に吹く風のような第1楽章はしっかりと強弱をつけていてなお優しい演奏。
緊張のあふれる第4楽章の嵐も低音がしっかり聞き取れて素晴らしい。
まさに巨匠が奏でる自然。天国的な響きを持った永久不滅の音楽というにふさわしいものです。

どちらの交響曲もカラヤンという偉大な指揮者の集大成。
自身を持っておすすめします。

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