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こっちも面白い♪

TO BE

『初期の歌詞特有の胸の痛み』
タイトルはあの「To be, or not to be」(「生きるべきか死ぬべきか」)という有名なシェークスピア『ハムレット』の台詞から来ているそうですが、詞でのヒロインは当に「be」、自分の存在理由をテーマに歌います。自分の存在価値に対する、若く胸を焼くような葛藤の感情を下地に敷き、その答えをヒロインは“君”に見い出し物語を描き始めています。

今作はこころの闇を描いてきた浜崎あゆみが、それ故に女性達から高く支持されてきた代表的な一曲です。ヒロインの孤独像、そして喪失感は深くリスナーのこころに繋がってゆくでしょう。

前半は“君”のおかげで居場所をみつけアイデンティティーを実感してきたことが綴られ、後半では時の経過が表現に入ります。この時、ようやくこの詞の核心が姿を表し始め、何故「To be」なのか、意味が通い始めてゆくのです。シンプルな歌ですが、非常によく構成されていますね。こうした点が浜崎あゆみが只のポップアイコンで終わらない所以だと思います。

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